あとりえマギカ☆日々一歩ずつ♪
被災地の知人を見舞う(山元町、新地町、相馬市)
昨日、ガソリンが少し手に入ったので、宮城県山元町と福島県新地町、福島県相馬市の知り合いのところにお見舞いに行った。
我が家も被災地ではあるのだけど、山を越えてさらに被災地真っ只中の数軒の知り合いが心配だった。
…変わり果てた風景。
言葉にならなかった。
集落がまるごと無くなっていた。
駅も線路も無くなっていた。
山元町の知り合いの家は川沿いで、その川にまで、国道6号を越えて津波が来ていた。
知り合いの家は間一髪だった。
、寒気が立った。
知り合いは身体が不自由なので特に心配だったけど、家も無事、家族も無事だった。
まずは、ホッとした。
いつも通っていた海沿いの県道38号線は途中でスポンと無くなっていたので、国道6号線を行くことにした。
山元町→新地町の間、ずっと国道6号線まで津波が来ていた。
新地町の知り合いは津波を逃れ、仕事を再開していた。
元気そうだった。無理はしないで欲しい。
ずっと連絡が取れない相馬市の知り合いはお店を津波に流されたらしい。
避難中で会えなかったが、どうやら一家全員無事らしい。
よかった。
初めて見る、神戸の消防団。
愛知の自衛隊。
ヒゲも服装もボサボサなままに、長い棒を持ってさまよう人。
元の我が家が在った場所で立ち尽くす家族。
そして、がれきの山の潮の香に油が混じった異様な臭い。
何かに群がり何かを突いているカラス。
山元町から新地町に行く途中、自衛隊の隊員さんに道を尋ねると
(本来尋ねる必要事などない知った道なのだがすべてが流されていた…)
至るところで道が寸断されていること、
今日はご遺体が一人見つかったこと、
まだ見つかっていない人がどれくらいいるのか見当もつかないことを、
疲れた表情で、でもとても丁寧に教えてくれた。
自衛隊さん、ありがとう。
水浸しの校舎。
小学生は逃げ出せたのだろうか。
逃げていて欲しい。
両親が「老後は暖かい浜辺で暮らしたい」と見ていた物件は、県道38号線沿い。
寸断された道路の先にいろいろなものが突き刺さり、斜めになってあった。
反対してよかった、のだろうな。
抜けるような空の青、
そしてあらゆるものを飲み込んだはずの海の青が
何より無気味だった。
知り合いの家族が無事だったことに安堵したけど、
いろいろなものを見たせいか、なんだかすごく疲れた…。
一枚目・常磐線坂元駅
二枚目・坂元小学校
三枚目・県道38号線県境付近
by xxxpuremindxxx
| 2011-03-30 02:06
| アクセサリー・お知らせ
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